Open-WebUI と ollama を使って phi4-mini を動かす方法
本記事では、ollama の pre-release 版(v0.5.13)を使って、phi4-mini モデルをダウンロードして Open-WebUI で動作させる方法を紹介します。
動作環境: Windows 11, Python 3.12.6
1. ollama のインストール
まず、ollama のリリースページから、pre-release 版 v0.5.13 をダウンロードしてインストールします。 2025/03/03 現在のリリース版では「ollama run phi4-min does not work」とエラーが表示されるため pre-release 版が必要。
2. phi4-mini モデルのダウンロード
ollama のインストールが完了したら、以下のコマンドを実行して phi4-mini モデルをダウンロードします。
ollama pull phi4-mini
3. Open-WebUI のインストール
Open-WebUI のインストールは、uv コマンドを利用しました。
uv を使う場合
uv pip install open-webui
uv を使わない場合
pip install open-webui
4. Open-WebUI の起動
インストールが完了したら、Open-WebUI を起動します。
uv を使う場合
uv run open-webui serve
uv を使わない場合
open-webui serve
起動後、ブラウザで http://localhost:8080/ にアクセスします。
5. 管理者アカウントの作成とモデルの選択
初回アクセス時に管理者アカウントの作成が求められます。画面の指示に従い、メールアドレスとパスワードを入力してください。
ログイン後、画面左上に表示されるモデル選択ボックスから phi4-mini:latest
を選択することで、phi4-mini モデルが利用可能になります。
以上が、Open-WebUI と ollama を用いて phi4-mini を動かすための手順です。各手順を正しく実行すれば、手軽に phi4-mini の動作環境を構築することができます。技術的なトラブルシューティングや詳細な情報については、各リンク先のドキュメントや Issue を参照してください。